いつか最高のレクチャーをするために - 改善するための4つの評価ポイント

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ACP J2017のワークショップでレクチャーの評価についての講義を担当しました。

最初から素晴らしいレクチャーをすることは難しいです。しかし、レクチャーの機会がある毎に少しずつ改善を重ねていくことができれば、いつかは最高のレクチャーができるようになります。そのために必要なのが評価を踏まえた妥当な改善です。

研修評価ではKirkpatrickの4つのレベルが有名です。Kirkpatrickの4つのレベルは1950年代にDon Kirkpatrickによって作られた古いモデルですが2014年にはその息子達によってThe New World Kirkpatrickとしてバージョンアップされています。今回の講義ではそれを踏まえて現場でどのように活かせば良いかを解説しました。

4つのレベルがありますが、最も大切なのは参加者のどのような成果を上げさせるかというLevel 4です。実際には真の成果(患者さんが元気になる・病院の質が上がるなど)は測定が難しいため、先行指標というものを考えます。Leading indicatorとよばれるものです。これを考えた後、Level 3の行動の評価、Level 2の学習評価、Level 1の反応の評価を考えます。

資料には具体的にどのようにすればよいか分かるように書いてみました。活かしていただけると幸いです。

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レクチャーの評価(れくちゃーのひょうか)のサムネイル

文責:近藤 猛