ポートフォリオ検討会ACCELで第三回コアレクチャーを行いました。
今回のテーマは「研究」です。
「研究」のPFってなかなか書けないですよね。
家庭医専攻医最終学年の冬になっても、「研究」のPFがかけていない専攻医の方はいませんか?
実は私がそうでした…(笑)。
きっと私の他にもココロあたりのある方がいるのでは…
・そもそも「何をテーマにして研究していけばよいのか?」
・研究をどうすすめていったらよいのか?
こんなところが、皆さんをなかなか書けずに、悩ませているところではないでしょうか?
そんなお悩みのあなたに、今回は分かりやすく、「研究」入門編としてお届けさせていただきます。
まずは早い学年のうちから、クリニカル・クエスチョン(CQ)をリサーチ・クエスチョン(RQ)にしていく術を身につけていきましょう。
そしてリサーチ・クエスチョン(RQ)をPECOで構造化し、FIRMMNESSで吟味しましょう!
その次に、研究の「型」を選ぶ工程にはいりますが、下記のように、大まかに別れます。
量的研究には、さらに下記のような「型」がございます。
しかし、時間や費用の限られている専攻医にとっては、できる研究が自ずと決まってくると思われます。
当科のプログラムを修了した専攻医の研究一覧をあげてみます。
ご覧のように、「記述研究」、「横断研究」を行った専攻医が大多数を占めるのが分かります。
いかがでしたでしょうか?
「研究」アレルギーはなくなりましたか?
研究テーマを決める、いいきっかけになりましたでしょうか?
さいごに「研究」はなかなか一人では進むものではありません。
一人で悩まず、上級医や指導医とリサーチミーティングを行いましょう!
くれぐれも私のように、最終学年にバタバタすることがないようにしてくださいね(笑)
皆様のPFが前進しますように。